なにせ好きなモノですから

著者/石黒由紀子

(2005年発行)

原則、発行当時のまま電子版として再現しています。本文の内容につきましても発行当時の情報となっています。ご了承ください。

■気ままにつづった、ゆる~い一日のお供たち。
■絵本雑誌『Pooka』の人気連載が単行本になりました。

朝、昼、夕、夜……。一日の時の流れ、暮らしの中で、好きだと思うモノ、コト、ヒト、41個を、石黒由紀子さんの目を通じて楽しく紹介するゆるゆるエッセイ集。
どの家にも、朝には朝の空気や日ざしや風があり、そこに似合うモノがあって本があって、聴きたくなる音楽がある。あ、食べたくなるものもあるなぁ。ふと、思い出す風景や場所もありますね。そしてそれは、昼にも夕にも夜にも。(はじめに より)

[----朝----]
●朝日にほんわり 金森美也子さんのぬいぐるみ
●今日を気持ちよく過ごすために 矢野顕子さんのCD
●午前一○時のスマイルフード

[----昼----]
●昼下がり、じっくり味わう『富士日記』
●極楽はそば屋で昼酒
●いつもおいしい 高橋の酒まんじゅう

[----夕----]
●昭和レトロなひょうちゃん集め
●なにせ京都なものですから
●午後5時、パテ屋からの帰り道

[----夜----]
●電球の光が似合う辻和美さんのグラス
●今夜のおかずは滋味を吸い込んだ麩
●夜長をいっしょに渚十吾さんの“ディクショナリー”

[----なにせ犬も好きなものですから----]

「ブックデザインの有山達也さんの提案で、“横長の文庫”並みの判型という大胆なポケットサイズに! 白地に薄いブルーの表紙と相まってかわいい本に仕上がり、『装苑』で松浦弥太郎さんが取り上げてくれました」